「聖子ちゃんカット」やカリスマ美容師ブームの先駆けとして有名な美容室が創業した美容室「HAIR DIMENSION」を運営するHAIR DIMENSIONは、4月12日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には山本厚弁護士(五木田・三浦法律事務所)が選任された。債権届け出期間は5月10日まで。
HAIR DIMENSIONは、1975年8月に設立された美容サロン経営業者。「聖子ちゃんカット」の生みの親でも知られ、カリスマ美容師ブームの火付け役でもあるカリスマ美容師として有名な飯塚保佑氏らが中心となり「HAIR DIMENSION四谷店」をオープン後、青山店、表参道店を順次オープンし、芸能人や著名人などを顧客とし、2014年11月期には年収入高約3億6600万円を計上していた。
しかし、その後は景気悪化や人気スタイリストの独立などにより収益が悪化、2014年には青山店が閉鎖に追い込まれた。
東京商工リサーチによると、負債は現在調査中。