石川県を地盤とする情報・印刷事業のウイルコホールディングス【7831】は、DTPサービス大手の日本創発グループ【7814】と、資本提携と行うと発表した。
日本創発グループ各社は、「クリエイティブをサポートする企業集団」として、幅広いビジネスを積極的に展開、推進し、汎用的な一般情報用紙への印刷にとどまらずに、特殊素材・立体物への印刷に加え、多岐にわたる「カタチあるモノ」、例えば ノベルティ・フィギュア・3Dプリンター造形など、またデジタルコンテンツなどのクリエイティブ提案を含めたソリューションの提供を行っている。
ウィルコホールディングス及び日本創発グループは、両社間の設備の重複投資を避け、付加価値商品の開発及び拡販、デジタルワークフローの高度化、生産ノウハウの共通化等により両社の更なる事業規模の拡大・企業価値の向上を図るため、包括的業務提携契約を締結しており、今回、両社が互いの株式を取得し、相手方の企業価値に対する利害関係を強めることが今後の事業展開を加速させるとの判断のもと、包括的業務提携に加え、資本提携を実施することにした。
ウィルコホールディングスは、日本創発グループの自己株式を取得。払込金額は当該処分に係る取締役会決議の前日(2017年4月10日)の終値である1株当たり685円に 258,700株(発行済株式総数の2.12%)を乗じた177,209,500円にて第三者割当の方法により取得する。なお、本件払込実施後のウィルコホールディングスの保有株式数は既に保有している株式を含め36万株となり、その持株比率は2.95%(2016年12月末日時点)となる。 一方、日本創発グループは、ウィルコホールディングス発行の普通株式120万株(発行済株式総数の4.87%)を2017年4月12日に既存株主より取得する。