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電通、米国の有力デジタルパフォーマンスマーケティング会社を買収 

広告代理店大手の電通【4324】の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、米国の有力デジタルパフォーマンスマーケティング会社「Leapfrog Direct
Response LLC」(以下、「リープフロッグ社」)の株式100%を取得すると発表した。

1995年に設立されたリープフロッグ社は、顧客コンバージョンや顧客体験(UX)に関わるテクノロジーの開発に強みを持ち、米国の独立系では最大のパフォーマンスマーケティング会社の1つ。

同社独自のプラットフォーム「LFX Conversion Platform」は、コンバージョンの最適化を目的に、マルチチャネル上にあるデータや顧客が接するオンライン/オフライン上のさまざまなコンタクトポイント(実店舗、ECサイト、ソーシャルメディアなど)を連結させ、顧客によるブランド体験を高めて、より効率的なマーケットインテリジェンスを生みだしている。現在リープフロッグ社の従業員数は150名で、そのうち約6割がソフトウェアエンジニアやデータサイエンティストなどの専門スタッフ。

株式取得後、電通はリープフロッグ社を電通グループのグローバルネットワーク・ブランドの1つでデジタル・パフォーマンス領域に強みを持つiProspect(アイプロスペクト)の米国拠点に組み込む予定。今回の買収により、iProspectは競争力の強化と顧客サービスの向上を図り、成長著しい米国デジタル市場での成長戦略を加速させていく。

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