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綜合警備保障、東武デリバリーから警備輸送事業譲り受け

関東の民間鉄道で路線最長の東武鉄道【9001】は、100%連結子会社の東武デリバリーが運営する警備輸送事業を、警備サービス2位の綜合警備保障【2331】に譲渡すると発表した。

当該株式譲渡にあたっては、東武デリバリーが新会社を設立し、吸収分割により本事業を承継させた当該会社の全株式を綜合警備保障に譲渡する方法で行う。

東武デリバリーは、警備輸送事業、倉庫事業および物流事業の3つの柱を中心に事業展開をおこなっており、このうち警備輸送事業については、東武グループ各社をはじめ、流通・小売業を中心とした幅広い顧客に対し、現金・貴重品、商品券の集配サービス等、きめ細かなサービスを長年提供してきた豊富な実績がある。

一方、綜合警備保障も、警備輸送事業に豊富な実績とノウハウを有しており、両社の経営資源や事業ノウハウを融合することで、利用者に対してより付加価値が高いサービスの提供が可能となり、 また、東武グループ各社においても、同様のサービス提供を受けることが可能になることから、 本株式譲渡に至った。

本吸収分割後の東武デリバリーは、倉庫事業および物流事業に経営資源を集中、事業の効率化と収益力の強化に努めていく。

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