総合電機メーカー大手の東芝【6502】は、海外連結子会社で原子力発電事業のウェスチングハウスエレクトリックカンパニー社(以下「WEC」)及びその米国関係会社並びに米国外の事業会社群の持株会社である東芝原子力エナジーホールディングス(英国)社が米国連邦倒産法第11章に基づく再生手続を申し立てたと発表した。
負債総額は、9811百万米ドル(1ドル110円換算で日本円にして1078億円)。
WECグループは、再生手続きを進めながら、当面現行事業を継続する予定。
WECグループは、再生手続き開始により東芝の実質的な支配から外れるため、2016年通期決算から東芝の連結対象から外れ、これにより概算で2000億円を超える当期純損益ベースで改善影響を計上する見通しである。