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TDK、独子会社通じベルギーのIC設計ICsense買収 世界市場での競争力強化 

電子部品大手のTDK【6762】は、ドイツのフライブルクに本社を構えるTDKの完全子会社であり、ホールセンサのリーディングサプライヤであるTDK-Micronas GmbH(以下「TDK-Micronas」)を通じて、ICsense NV (以下、「ICsense」)をTDK-Micronasの完全子会社化すると発表した。

センサ・アクチュエータ事業をさらに加速させることを目的としたもの。

TDKは、センサ事業については、圧力、温度、電流、および磁気センサに加え、様々なセンサのラインアップを取りそろえ、事業拡大を図っている。TDKは、昨今、ホール素子を使った磁気センサのほか、自動車および産業機器向けモーター用組み込みコントローラを全世界に向けて供給する「TDK-Micronas」や、慣性センサのグローバルカンパニーである米国の「InvenSense, Inc.」、また、慣性センサやMEMSセンサを扱うフランスの「Tronics Microsystems SA」をそれぞれ買収することを決定し、センサ製品のラインアップ拡充と将来のTDKを担う柱事業として、早期のセンサ事業の拡大に鋭意取り組んでいる。

ICsenseはベルギーのルーヴェンに本社を置く、欧州におけるIC設計のトップカンパニーであり、ASIC※の開発・供給ならびにカスタムICの設計サービスを中核事業としている。欧州最大のファブレス設計グループを持ち、アナログ、デジタル、ミックストシグナル、高電圧IC設計では世界トップクラスの知見を有し、自動車、医療、産業機器および消費者市場向けに顧客ごとにカスタマイズしたASICソリューションを開発・提供している。ICsenseのコア技術は、センサとMEMSのインタフェース、高電圧IC設計、電源、バッテリマネジメントである。 TDKのグループ企業となった後も、ICsenseは、世界中の既存顧客および新規顧客向けに革新的なASICの開発を続けていく方針。
※ASIC:Application Specific Integrated Circuit、特定用途向けの集積回路

センシングした値を読み取って信号処理するASICは、センサ製品には必要不可欠なプロセスであり、磁気センサのみならず、他のセンサ製品や非センサ製品等にも活用できるという理由から、今回、TDKの磁気センサにおけるASICメーカーとして過去に数多くの実績があるICsenseを買収することとしたもの。なお、ICsenseの経営体制は今後も継続する予定。

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