足場など機材の販売・レンタルと無線機器等の製造を行うアルインコ【5933】は、物流倉庫向けの物流保管設備機器製造の双福鋼器の株式を住友商事【8053】から取得し、双福鋼器を子会社化すると発表した。
双福鋼器は、物流倉庫向けの物流保管設備機器(スチールラック)や鋼製床材などの建材製品の製造、販売企業であり、物流保管システムの効率化・高度化を目指し、耐震対応まで含め、商品企画・ システム設計・品質管理にいたるまで、顧客からの幅広いニーズに応えられるサービスを提供している。
今回の株式取得は、アルインコグループの事業に新たな事業分野を加えることにより、アルインコグループ全体が事業基盤の拡充によって幅広い分野においてシナジー効果を発揮し、今後の業績や企業価値の向上に寄与することを目的としたもの。
株式の取得にあたっては、段階を踏んで円滑に進める予定であり、住友商事との連携を深め、双福鋼器の更なる事業発展と企業価値の向上を目指していくとしている。