IT事業を手掛けるリアルコム【3856】は、連結子会社であるWWBが、日本国内で太陽光発電所の分譲販売事業を営むバローズを買収すると発表した。なお、取得価額は900百万円。
バローズは顧客リピート率が比較的高く、西日本を主な販売地域として展開する有力な太陽光発電所開発プレーヤーである。
リアルコムグループは、再生可能エネルギー社会の構築に貢献するため、リアルコムのIT技術とWWBの太陽光発電システムのノウハウを基盤に、事業シナジーを図り、太陽光発電事業を成長事業として位置付け、経営資源を集中することで収益の拡大に尽力している。また、より一層の業容拡大のため、太陽光パネル・モジュールの製造・販売、建築工事施工、IT技術を利用した保守運営・メンテナンスなど太陽光発電事業におけるワンストップサービスを実現しており、グループ全体の業績向上に努めている。
今回の買収により、リアルコムグループは、太陽光発電事業において西日本エリアの顧客開拓の深化及び事業シナジー等の実現が可能となり、事業規模の拡大とともにより高品質な再生可能エネルギー発電ソリューションサービスを提供できるとしている。