西武ホールディングス【9024】の連結子会社である西武鉄道は、キリンホールディングス(以下「キリンHD」)【2503】が保有する横浜アリーナの株式の一部を取得し、子会社化したと発表した。
1986年11月に設立された横浜アリーナは、多目的イベントホール「横浜アリーナ」の運営管理をおこない、同ホールで開催されるコンサート、コンベンション、スポーツなどのイベントを通じて、サービスを提供している。
西武グループは、横浜アリーナに設立当初から資本参加しているが、今回、株式を追加取得することにより、西武グループの強みを最大限発揮し、横浜アリーナの周辺に配する西部グループが保有する新横浜プリンスホテル、新横浜プリンスペペなどと連携を強化することで、新横浜エリアの事業基盤を一層強化することを目的としたもの。
また、横浜アリーナの営業力を活用し、西武鉄道沿線のメットライフドーム(旧称:西武ドーム)などに、コンサート、スポーツイベントなどを誘致することで、グループの企業価値向上及びグループ資産のさらなる活用へとつなげていく。
また、今回、総合エンターテインメント企業であるアミューズ【4301】も、キリンHDから横浜アリーナ株式の一部を取得し、新たに資本参加する。