主にトラック・バスの商用車をメインとする自動車メーカーのいすゞ自動車【7202】は、経済成長の続く東アフリカ市場において、いすゞが商用車の生産販売事業の拡充を図る目的で、General Motors East Africa(以下「GMEA」)に出資、連結子会社化することについてゼネラルモーターズ・カンパニー(以下「GM」)と合意に至ったと発表した。
GMEAは、1975年の設立以来、40年にわたり、ケニア共和国ナイロビにて、いすゞブランドの小・中型のトラック・バスの生産販売、いすゞピックアップトラック・シボレー乗用車の輸入販売を行っており、2012年以降5年連続でマーケットリーダーとしてケニアの商用車市場を牽引している。
いすゞは、GMが保有するGMEAの全株式57.7%を取得し、同社を連結子会社化する。また、これに伴い2017年4月より、GMEAは、「ISUZU EAST AFRICA(仮)」に社名を変更する予定。
いすゞは、今回の出資により、社員の研修・育成やいすゞの技術支援を通して更なる品質改善、車両の拡販を目指すとともに、東アフリカでのアフターセールス体制の基盤強化に努めていくとしている。