映像制作を軸に事業を展開するグループの持株会社であるイマジカ・ロボット ホールディングス(以下「イマジカ・ロボットHD」)【6879】は、連結子会社であるIMAGICAティーヴィの全株式を、民間衛星放送のWOWOW【4839】に譲渡すると発表した。なお、譲渡価額は2707百万円。
IMAGICAティーヴィは、イマジカ・ロボットHDが100%出資する連結子会社で、イマジカグループにおける「放送事業」を担い、1996年の開局以来放送事業としてBS/CS衛星放送、全国ケーブルテレビ局等向けに「イマジカ BS」、「歌謡ポップスチャンネル」の2チャンネルの運営を行うほか、映像コンテンツの企画・制作・販売、「Cinefil Imagica」ブランドのDVD出版、劇場配給、ライセンス事業、ホテル向けの映像配信事業、モバイル端末向け情報提供サービス業務など、幅広い事業展開を行ってきた。
一方、イマジカグループは、中長期的な企業価値の最大化を目指し、事業の集中と選択を含むポートフォリオの最適化を図っている。
こうしたなか、今回、IMAGICAティーヴィの事業について、WOWOWの傘下で事業を進めることがメディアとしてのプレゼンスの向上及び放送事業におけるシナジー効果を実現することができ、今後のIMAGICAティーヴィの更なる成長と事業価値向上につながると判断、イマジカ・ロボットHDが保有するIMAGICAティーヴィ全株式を譲渡するもの。