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住友金属鉱山、リードフレーム生産子会社3社を界霖科技へ売却 

非鉄金属企業の住友金属鉱山【5713】と界霖科技股份有限公司(以下「界霖科技」)は、住友金属鉱山が100%子会社であるSHマテリアルを通じて保有するリードフレーム生産子会社のうち3社を、界霖科技に対し売却することで基本的な合意に達したと発表した。

住友金属鉱山は、リードフレーム市場が成熟期に入り、コモディティ化や中国メーカーの台頭による競争激化等の事業環境の変化を踏まえ、2016年11月11日公表のとおり、同事業からの撤退を決定している。撤退にあたって、パワー半導体用リードフレーム事業を行う海外拠点2社および国内拠点1社については、界霖科技との間で売却に向けた協議を重ねてきた。その結果、界霖科技に対し、蘇州住立精工有限公司(中国蘇州市)、Malaysian SH Precision Sdn. Bhd.(マレーシア ヌグリ・スンビラン州)およびSHプレシジョン(山形県 米沢市)の株式を売却することで基本合意し、2月7日付けで、法的拘束力のある合意書(MOU)を締結したもの。

今後2017年6月末を目途に売却を進めていく方針。

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