M&Aニュース配信NO.1サイト|M&A ニュース速報 | M&A タイムス

エフピコ、川本化学と合弁会社設立 グラビア印刷事業を統合へ

食品トレー、弁当・総菜容器を製造するエフピコ【7947】は、エフピコおよび麺帯テープの製造販売を行う川本化学による、エフピコグループのグラビア印刷事業を統合するための合弁会社「エフピコグラビア」設立について決議したと発表した。

食品容器と言えば「白トレー」が常識だった時代に、エフピコグループは食品容器のファッション化に対応、国内で初めて色・柄などのデザインを付加したカラー容器を製造販売してきた。

現在、弁当・惣菜を中心とした中食市場の更なる拡大が予想される中、エフピコグループはさらにデザインと機能を進化させたオリジナル製品であるマルチFP容器、マルチソリッド容器、OPET透明容器、新透明PP容器やリサイクル原料製品(エコトレー、エコAPET容器)を中心とした新デザイン容器や新機能容器を開発し、容器としての機能や働きはもとより、耐油・耐酸性、耐熱・耐寒性、断熱性等の素材機能の優位性、チルド対応やレンジマーケット対応、CO2削減をはじめとする環境問題への対応などにより、スーパーマーケットやコンビニエンスストアといった顧客に高く評価されている。

今回、エフピコは、最先端のグラビア印刷技術を有する川本化学と合弁会社を設立、グループにおける食品容器への色・柄・デザインを付加するグラビア印刷の技術力強化並びにスケールメリットを生かした更なる合理化を追求するために、平成30年3月を目途に川本化学のグラビア印刷事業と連結子会社エフピコアルライトの印刷事業を当該合弁会社に統合する予定。

モバイルバージョンを終了