エンターテイメントのオンデマンドサービスを提供するU-NEXT【9418】は、ヤマダ電機【9831】との間で、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者、以下「MVNO」)事業の運営を行う合弁会社設立に関する基本合意書を締結すると発表した。
U-NEXTは、約3年前からMVNO事業としてモバイル通信サービス「U-mobile」の提供を行い、実績を重ねてきた。その後、平成28年より複数のMVNE(Mobile Virtual Network Enabler:MVNO事業を支援する事業者、以下「MVNE」)と提携しマルチMVNEでのサービスを提供してきた。
一方、ヤマダ電機は家電量販業界最大手の企業で、昨今MVNO業界は新規参入などが相次ぎ競争が激化しており、今後顧客獲得の拡大を推進するうえで、現在U-NEXTが持つ様々な販売チャネルだけでなく、家電量販店として唯一、全国に販売網を持つヤマダ電機とパートナーシップを組むことが必要と判断し、合弁会社を設立することとなったもの。
新会社は、U-NEXTの今までのサービス運営やマルチMVNE展開と、ヤマダ電機が持つ強力な販売力を融合させ、この競争が激化するMVNO業界で勝ち抜き、魅力的で快適なインターネットサービスの利用促進に貢献していくとしている。