タイヤ、スポーツ用品などの製造を手掛ける住友ゴム工業【5110】は、スポーツ事業子会社であるダンロップスポーツと共同出資会社を設立し、Sports Direct International plc(以下「SDI社」)から、海外のDUNLOP商標権並びにDUNLOPブランドのスポーツ用品事業及びライセンス事業を譲り受けるための契約を、SDI社と締結したと発表した。譲受価額は約161億円。
住友ゴム工業グループはこの買収により、タイヤ事業では欧米やインド、豪州等を除き全世界のDUNLOP商標権の所有権者となる。スポーツ事業と産業品事業では、今後は全世界でDUNLOPブランドの商品を展開できることになる。またSDI社が行っているDUNLOPブランドのスポーツ用品を製造・販売するスポーツ用品事業とDUNLOPブランドのライセンス事業も買収する。
住友ゴム工業グループは今後、グローバルにDUNLOPブランドの価値向上を図るとともに、スポーツ事業、ライセ ンス事業のさらなる発展・拡大に取り組む考え。