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パイプドHD、新会社2社を設立 ネット投票の普及拡大と地域活性化を目指す

情報資産プラットフォーム事業などを手掛けるグループの持株会社であるパイプドHD【3919】は、連結子会社となる新会社「VOTE FOR」及び「アイラブ」を設立すると発表した。

VOTE FORでは、パイプドグループが政治・選挙情報サイト「政治山」の運営で得たネットワークと、ネット投票に関する研究で蓄えた知見を活かし、公職選挙ならびに住民投票等におけるネット投票の実現を推進するするとともに、ブロックチェーンなどの新技術を活かした投票システムの構築や運営支援を通じてネット投票の普及拡大に貢献したい考え。

また、アイラブは、地域密着型Webサイト・アプリ「I LOVE 下北沢」の提供や、「下北沢カレーフェスティバル」、「ばるばる下北沢」などの実店舗でのフードイベントの運営を通じて得たノウハウを活かし、地域の商店街及び商店スタッフと一緒に地域活性化を図るもの。具体的には、イベント・観光情報の発信から集客・管理、商品レベルまで細分化した店舗情報の発信ができるソリューションの提供を目指す。さらには、ブロックチェーンを利用した仮想通貨を活用して、スマートフォンアプリで小額決済を可能にし、投げ銭やチップなど地域における新しい取引を作り、街を訪れた人が、商店スタッフなどとつながる、今までにないコミュニケーションの普及を図っていくとしている。

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