電気機器大手のシャープ【6753】は、香港・シンガポールを始めとして世界各地でスマートフォンの無料レンタルサービス「handy」を展開しているMango International Group Limited(以下「Mango」)が設立したhandy Japan Holdings Company Limited(以下「hjHD」)に対して、シャープが設立したhandy Japan(以下「handy」)の全株式(3000百万円相当)を現物出資することにより、hJHDの株式を取得して同社を合弁会社とし、日本国内のホテル宿泊者等に向けたスマートフォン無料レンタルサービスを、Mangoと共同で事業展開すると発表した。
シャープは、2016年8月に発足した新経営体制の下、全ての事業を連携させ同社の総合力の強化を図る方針を掲げ、事業拡大を通じて様々なステークホルダーの期待に応える経営方針を表明。幅広い事業や技術、商品企画力を活かし、ハードビジネスだけでなく、ソフト・サービスを含むパッケージビジネスへの展開を図り、様々な検討を行っている。
こうした中、シャープは、日本国内のホテル宿泊者等向けスマートフォン無料レンタルサービス「handy」について、Mangoと共同で事業展開を図るとともに、本サービスの展開に向けシャープ製のスマートフォンを提供、シャープのスマートフォン事業やAIoTクラウド事業などとの相乗効果の創出を図るもの。