漢方薬メーカーのツムラ【4540】は、中国上海市に中国統括会社である「津村(中国)有限公司」を設立すると発表した。
ツムラは、40年以上にわたり高品質な漢方製剤を提供。現在では、ツムラの医療用漢方製剤は、日本国内市場で80%以上のシェアを占めている。また、グループの持つ技術・ノウハウを最大限活用し、米国におけるTU-100(大建中湯)の開発・上市、中国における新規ビジネスを推進している。
こうした中、ツムラは、中国におけるグループ各社の機能を統括し、効率的に中国事業を運営するための準備を進めてきた。
日本向け生薬・エキスの輸出事業、中薬配合顆粒事業等、既存事業と新規事業にまたがる中国におけるサプライチェーン・人財・資金を統括管理し、中国事業全体の経営管理機能を強化することを目的として、今回、中国に子会社を設立するもの。