持ち帰り弁当「ほっともっと」や定食「やよい軒」を展開するプレナス【9945】は、調味料・加工食品のOEM製造を手掛ける宮島醤油フレーバーの発行済株式総数の55%を取得し、同社を子会社化すると発表した。
中食、外食業界での企業間競争が激しくなる中で、多様化する消費者ニーズを満たす新商品開発及び既存商品リニューアルは、プレナスグループの重要な経営課題の一つとなっている。
今回プレナスが株式を取得する宮島醤油フレーバーは、調味料に関する豊富な原材料情報と優れた開発技術を有している。
プレナスグループはこの株式取得により、食品製造の知識・技術交流が行われ、完成度の高い商品をより短時間で開発・製造できると見込む。さらに、海外展開においては、自社による調味料の現地生産も可能となり、プレナスグループの優位性を高めることができると考え、これらのことからグループの業績拡大に資すると判断したもの。