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SBIインベストメント、ファンドを通じてミュージックセキュリティーズに資本参加

SBIホールディングス【8473】の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメントは、同社が運営する「FinTechファンド」を通じて、マイクロ投資プラットフォーム「セキュリテ」を運営するミュージックセキュリティーズへ出資したと発表した。

併せて、グループ会社であるSBI証券がミュージックセキュリティーズと業務提携契約を締結し、広く一般の個人投資家に「ふるさと投資」の魅力を伝えるべく、「ふるさと投資」ファンド等を募集する「セキュリテ」をSBI証券の顧客に紹介するもの。

SBIインベストメントは2015年12月にFinTech事業領域への投資を目的として「FinTechファンド」(名称:FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合、出資約束金額:300億円)を設立した。同ファンドを通じて、国内外のFinTech事業領域の有望なベンチャー企業への投資を積極的に進めると同時に、出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援を通じて、出資者によるFinTechの導入・活用の推進ならびに投資先企業のバリューアップを実施していく。

SBIグループでは、これまでもIT、モバイル・ワイヤレスを中心として、バイオ・ライフサイエンスや環境・エネルギー関連分野などの成長分野のベンチャー企業に重点を置いて投資を行ってきた。今後は成長産業として期待されるFinTech分野についても、FinTech企業の先駆けとしてSBIグループが培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かしながら、投資を一層拡大するとともに、SBIグループの金融サービス事業にも最先端のFinTech領域を次々と取り入れていく考え。

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