眼科関連の医療機器や測量機器等光学機器メーカーのトプコン【7732】は、インドのアイケア販売代理店であるMehra Eyetech Private Limited(以下「MEPL」)の株式51%を取得したと発表した。
インドの人口は数年後には中国を上回り世界最大となることが予想されている。人口増加と経済の急成長により、今後医療費支出の急増、眼科医不足、糖尿病患者数増加など社会的課題を抱え、OCTを中心とした診断機器の普及、及び、スクリーニングや遠隔診断需要の拡大が見込まれる。
眼科及び眼鏡店向けアイケア機器の販売を行うMEPLは、1989年にEyetech Industryとして設立、2003年に現社号に変更した。創業時よりトプコン製品の販売・サービス活動を担う専属代理店として営業してきたが、拡大が続くインド市場において更なる成長を図るためには協業関係の強化が不可欠との方向性で一致、今回、トプコンがMEPLを子会社化するもの。
トプコンは、今後、MEPLの販路を活用して、OCTとICTソリューションを軸とした成長戦略を積極的に展開し、潜在市場インドでの更なる事業拡大を図る考え。