投融資のアレンジと、ホテル・ボウリング場などの運営を手掛けるマーチャント・バンカーズ(以下「MBK」)【3121】は、商業施設の管理、運営を行うCSIの発行済株式のすべてを取得することについて検討を開始することとし、CSI株主との間で基本合意書を締結したと発表した。
CSIは、「テラスモール湘南」、「東急プラザ表参道原宿」、「東急プラザ銀座」など数々の商業施設開発のコンサルティングを行ってきたエム・エス・シーのグループ会社であり、「キラリト ギンザ」の運営管理業務や、「セブンパーク アリオ柏沼南」並びに「那須ガーデンアウトレット」の一部の運営を行っている。
MBKは、CSI株式を取得することにより、これらの商業施設の管理、運営業務に加え、エム・エス・シーより、同社が今後手掛けてゆく商業施設開発案件について、エム・エス・シーよりリーシング業務を請負うことにより、年間5000 万円程度の安定的なキャッシュフローを見込む。
今回の合意は、CSIの事業が、MBKの不動産投資事業やホテル運営事業をよりバリューアップさせるとともに、上場会社グループという地位の信用を活かし、さらなる拡大をはかり、MBK株式の価値向上を通じ、相互にそのメリットを享受することを期待してのもの。