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医学生物学研究所、連結子会社2社を事業譲渡し解散 選択と集中による経営体制の強化

臨床検査薬・基礎研究試薬製造メーカーの医学生物学研究所【4557】は、連結子会社である食の科学舎及びGEL-Designの事業を、北海道アンソロポロジー及びフィルドジャパンほかに譲渡すると発表した。なお、食の科学舎及びGEL-Designは、事業譲渡後に解散する。

医学生物学研究所は、保有する技術や糖鎖研究の成果を活用して、健康な生活を創り出す「食」の事業化や、機能性タンパク質の実用化を目指し、平成27年1月に食の科学舎、同年7月にGEL-Designを連結子会社化して、グループとして運営してきた。

しかし、医学生物学研究所の主力分野である臨床検査薬及び研究用試薬をめぐる環境の変化に対応し、グループの選択と集中による経営体制の強化を図るため、今回、食の科学舎及びGEL-Designの事業のうち、①食品事業を北海道アンソロポロジーに、②ランドリー事業(クリーニング用製品の開発・製造・販売)をフィルドジャパンに、③レクチン事業(口腔ケア製品等の原料素材開発・製造・販売)を国内の一般事業会社(譲渡先名や概要は非開示)にそれぞれ譲渡し、その後、食の科学舎及びGELDesignを解散するもの。

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