広告ビジュアル制作大手のアマナ【2402】は、組織再編を行うと発表した。
アマナグループが事業を展開するビジュアルコミュニケーションマーケットは、メディアの多様化によって企業自らが情報を発信するコンテンツマーケティングの時代へと大きく変化している。
このような状況の下、アマナグループでは、産業別営業体制の強化、及びクリエイティブサービスの整理・拡充によるコンテンツ企画案件の受託強化と生産性向上に重点を置いた業務改革を推進している。
今回、産業別営業体制のさらなる強化とクリエイティブサービス部門の効率化を促進するため、グループ組織を再編するもの。具体的には、西日本地域において受託営業を担うアマナウェストをアマナに吸収合併し、大阪を拠点とする営業部門を融合することで、国内の営業強化を目指す。また、クリエイティブサービス部門においては、撮影サービスを担うスタジオアマナを存続会社とするパレードの吸収合併、及びCG制作サービスを担うライジンを存続会社とするアマナシージーアイ(以下「GCI」)、ハイドロイドの吸収合併によって、クリエイティブ制作の効率化を図り、生産性向上を目指すもの。
今後もアマナグループでは、経営資源の有効活用を高め、収益の最大化を図っていくとしている。