北海道を地盤とする建設業の岩田知崎建設は、グループの持株会社であるICホールディングスが、板谷土建が保有する自己株式買取りを実施し、株式譲渡契約を締結したと発表した。
大正11年創業の岩田知崎建設は、建築工事・土木工事等における請負・施工管理を主業とし、今日では、北海道建設業界のリーディングカンパニーとして、日本国内はもとよりアジア、アフリカ、東欧、中南米等の海外にまで事業基盤を広げるに至っている。平成16年、縮小する公共事業を見据えて、持株会社ICホールディングスを設立、地崎工業との経営統合を行い規模の拡大と経営基盤の強化を果たす。その後、更なる合理化、効率化を目的に平成19年には、両者の合併を実施していた。
今回グループに迎える板谷土建は、昭和11年の創業。北海道で建築工事、土木工事、防水工事、舗装工事、造園工事、不動産賃貸等を行っている。
買収後は、ICグループの一員として、従来通り板谷土建のまま、主体的に経営する方針。