仮想化(セキュア)技術の開発・販売を手掛けるSELTECHは、NTTデータ【9613】、新生銀行【8303】、米国フェアフィールドグループを引受先とする第三者割当増資により、総額約2.3億円の資金調達を実施したと発表した。
SELTECHはIoT向けセキュリティ事業及び音声/画像認識と人工知能を組み合わせた事業を展開しており、日本では、自動車、プリンター、通信機器及びスマートホーム業界向けに提供している。
SELTECHは今回の資金調達により、研究開発や組織体制の強化を図り事業成長を一層加速するとともに、盤石な財務基盤のもと、大市場である北米及びアジア圏での展開を見据えた事業体制の構築、及びビジネスシナジーを追求していく考え。
NTTデータ、新生銀行及びUSのフェアフィールドグループの資本が入ることにより、SELTECHの企業価値の向上と事業シナジーの拡大を見込んでいる。
今回の資金調達により、更なる経営基盤の強化を図るとともに、コアテクノロジーとなる仮想化エンジンや音声/画像認識技術、人工知能技術に秀でた開発人材の獲得および国内外の市場獲得に向けたマーケティング活動の強化、海外拠点の拡充を実施していくとしている。