電子機器・部品などを扱うエレクトロニクス商社の加賀電子【8154】は、ディスプレイコントロール用半導体の設計、開発、製造及び販売を行うセレブレクスの第三者割当増資を引受け、2億円の出資を行ったと発表した。
セレブレクスは、高機能ディスプレイコントロール用半導体の専業メーカーとして2012年設立され、グローバルマーケットで実力を培ってきた。フラットパネルディスプレイ市場は、ディスプレイの高精細化に伴い、より高性能、省電力のコントロール用半導体が求められているが、セレブレクスの開発したコントロール用半導体は、独自のインターフェース技術により、業界最高速のデータ転送速度を達成すると共に、ディスプレイモジュールの特性を動的に制御する機能により高画質かつ低消費電力を実現している。
高い技術力に裏打ちされた同製品は国内外問わず市場ニーズに十分応えられると加賀電子は判断、今回、セレブレクスの第三者割当増資を引受けたもの。
加賀電子は、今後、セレブレクスと強固な協業体制を構築し、グローバル展開を進めたい考え。