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JX金属、バイオシグマ社の株式を共同出資者へ譲渡

銅を中心とする非鉄金属製品の製造・販売などを手がけるJXホールディングス【5020】中核事業会社であるJX金属とチリ国営銅公社(以下「コデルコ」)は、両社の共同出資によるバイオシグマ社について、JX金属が保有する株式をコデルコ社に譲渡する契約を10月28日に締結したと発表した。これにより、バイオシグマ社はコデルコの100%子会社となる。

JX金属は、2002年にコデルコとの共同出資によりバイオシグマ社を設立し、湿式製錬法における酸による鉱石からの銅分の浸出を、微生物の働きにより促進させる技術であるバイオマイニング技術(以下「バイオシグマ技術」)の開発を進めてきた。

バイオシグマ技術は、コデルコのラドミロ・トミッチ鉱山における実証試験を経て、2015年に同鉱山での実操業への適用を開始した。しかしながら、バイオシグマ技術の適用先が当面コデルコに限定され、JX金属グループの鉱山に適用される可能性は低いことから、今後のバイオシグマ技術に関する開発をコデルコに委ねることとし、バイオシグマ社株式のコデルコへの譲渡に合意したもの。

バイオシグマ技術に関してこれまでに得られた技術的成果は、JX金属とバイオシグマ社の共同保有とし、バイオシグマ技術に限らず、JX金属とコデルコは協力関係を継続する。

JX金属は、低品位銅鉱を対象とした独自の湿式製錬技術である日鉱塩化法(N-Chlo法)、初生硫化銅鉱浸出技術であるJXヨウ素法の開発を推進し、限りある銅資源の有効活用および安定的・効率的な供給に貢献していく考え。

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