電機メーカーの日本電気(以下「NEC」)【6701】は、社会ソリューション事業を支えるものづくり力の強化に向け、国内のハードウェア開発・生産子会社を2017年4月1日付で再編・統合すると発表した。
具体的には、以下の計5社・部門を再編・統合し、IT・ネットワーク製品の開発・生産を一元的に担うNECグループ横断のハードウェア開発・生産会社を発足する。
・NECプラットフォームズ(ITシステム機器などの開発・生産)
・NECネットワークプロダクツ(通信機器などの開発・生産)
・山梨日本電気(光通信用デバイスなどの生産)
・NECエンジニアリング(各種機器の開発を含むシステムソリューションの提供)
・日本電気通信システムの装置開発部門(通信機器の開発)
NECは、2011年4月に主にネットワーク関連のハードウェア開発・生産子会社3社を統合して「NECネットワークプロダクツ」を発足、2014年7月に主にIT関連のハードウェア開発・生産子会社4社を統合して「NECプラットフォームズ」を発足するなど、国内の開発・生産体制の強化を段階的に進めてきたが、今回の再編・統合はこうした取り組みの一環。
NECは、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していくとしている。