建設関係の作図、建設現場施工管理者派遣を手掛ける夢真ホールディングス(以下「夢真HD」)【2362】は、AIを搭載したiOS向けアプリケーション「SELF」を開発するSELF(以下「セルフ」)との間で資本業務提携契約を締結したと発表した。資本提携として、夢真HDは、SELFが実施する第三者割当増資を50百万円で引受ける。
現在、AI(人工知能)技術を活用したサービスはあらゆる業種・分野に普及しつつある。
夢真グループは、従来からIT関連分野の成長を見越し、プログラマーやシステムエンジニアといったIT関連のエンジニア派遣を積極的に行ってきたが、昨今のAI市場の成長は、同市場に多くの人材を供給できる好機と捉え、今回、戦略的パートナーとして、AI技術を利用したアプリケーション開発を行うセルフと資本業務提携を実施するもの。
セルフは、ユーザーの位置や時間、行動状況、感情状況を判断し構築する人工知能を搭載したiOS向けアプリケーション「SELF」を開発し、主にIoT関連や広告・レコメンド関連でのサービス拡大を進めている。平成28年4月より本格運用をスタートした「SELF」は、9月時点で約5万人にユーザーが拡大。急速に普及している「SELF」は、ユーザー特性に対して最適化された情報案内が可能である。
夢真グループはセルフとの業務提携により、セルフと共同して、今後AI関連領域で増加が見込めるAI技術に精通したエンジニアの育成及び派遣を行う。また、夢真グループ社員向けの専用アプリを開発し、就業状況やメンタル状況を把握し、従業員満足度を高めていくことも予定している。