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コロワイド、フレッシュネスバーガー事業を買収

外食大手のコロワイド【7616】は、連結子会社であるレインズインターナショナル(以下「レインズ」)は、フレッシュネスが営む外食事業(以下「対象事業」)をレインズが譲り受けると発表した。なお、取得価額は非開示。

コロワイドグループは、「外食日本一企業の実現、そしてグローバル外食企業へ」という長期ビジョンの下、近年においては、戦略的な業態ポートフォリオの再構築に取り組み、コアブランドへの業態集約やレストラン業態の売上高比率70%以上を達成してきた。

現在、コロワイドグループでは、新中期経営計画に掲げた、市場ニーズをとらえた事業領域の拡大やMD機能の更なる増強といった戦略の具現化に取り組んでいるが、対象事業はコロワイドグループの成長に資するものと判断し、同事業を取得するもの。

対象事業の中核を担うFRESHNESS BURGERは、第一号店オープンから24年を経たが、カフェスタイルで高品質なアメリカンスタイルのハンバーガーやサイドメニューを提供することで、競争の激しいファストフード業界において独自の地位を確立している。他方、同業態は首都圏を中心に159店舗が展開されているが、業態が有するポテンシャルに比して、展開エリア・店舗数は限定的な範囲に留まっていると考えられる。

そこで、「牛角」・「温野菜」など多くの直営・フランチャイズ事業を運営するレインズが、対象事業を取得し、自らのプラットフォームを活用することで、FRESHNESS BURGERのエリア展開・出店を加速し、対象事業の更なる事業成長を実現することが可能になるとしている。また、コロワイドMDを中心とするコロワイドグループの購買機能を最大限活用することで、対象事業におけるコスト面のシナジーについても実現に努めていく考え。

フレッシュネスは、本年11月1日付で対象事業を新設分割し、レインズは、当該会社分割により新たに設立され た会社の全株式を取得する予定。

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