西日本旅客鉄道(以下「JR西日本」)は【9021】、飲食店の運営などを行う五万石千里山荘の発行済み株式を追加取得し、従前から保有する株とあわせ発行済み株式総数の100%を保有したと発表した。
五万石千里山荘は、富山市婦中町千里で合掌造りのかっぽう店を営むとともに、それに隣接した製造工場において料理人の高い技量や培ってきた冷凍技術を活かして冷凍おせちなどを製造し、全国各地へ販売している。
JR西日本は、中期経営計画において、エリアに即した事業を展開することで「地域共生企業」として地域に欠くことのできない存在となることを目指している。JR西日本は、平成26年7月の資本参加以降、五万石千里山荘とともに販路の拡大やJR西日本グループのオリジナル商品の開発・発売などに努めてきた。
今回の株式追加取得により、五万石千里山荘との連携をさらに強化し、同社の強みを活かした事業拡大に取り組むことで、富山地域の食文化の発展や地域活性化への貢献を図るもの。