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ウェッジホールディングス子会社、スリランカのファイナンス会社の株式取得

昭和ホールディングス【5103】のグループ会社で、ファイナンス事業等を手掛けるウェッジホールディングス【2388】は、子会社のGroup Lease Holdings PTE.LTD.(以下「GLH」)(ウェッジホールディングスの子会社であるGroup Lease PCL.(以下「GL」)の子会社)が、スリランカにおいてファイナンス事業を手がけるCommercial Credit and Finance Plc(以下「CCF」)の発行済株式29.99%を取得する売買契約を締結し、株式取得(持分法適用関連会社化)をすると発表した。なお、取得価額は7,314百万円。

GLはタイ及びカンボジア、ラオス、インドネシアをはじめとしたASEAN諸国において、ファイナンスビジネスを展開している。同社は2012年に発表したARFC(ASEAN Regional Finance Company)Visionに基づき、GLの独自のITシステムを活用した高収益事業モデル“Digital Finance Platform”をASEAN全域にて拡大し、事業の国際展開を進めている一方、オートバイリースファイナンス、農機具リース、太陽光発電及び動産ファイナンスに留まらず、常に新しいファイナンス分野に進出して事業ポートフォリオを拡大してきた。

一方、今回株式を取得する予定のCCFは、コロンボ証券取引所に上場する、スリランカの ファイナンス事業者において最大規模の企業の一つかつ高収益のファイナンス会社であり、動産・不動産ファイナンスのみならず、様々な金融サービスの取り扱いを行っている。

GLHはCCFの株式を29.99%取得することにより、アセアン域内における相次ぐ積極的な事業拡大に続き、スリランカの有力かつ高収益なファイナンス企業の収益をグループの連結決算に取り込めることになり、南アジア展開の橋頭堡を確保した。さらには、GLの効果的なビジネスモデル“Digital Finance Platform”をCCFに導入することでCCFの成長をさらに加速させ、既存市場だけでなく今後進出する全ての市場でデジタルファイナンス事業を拡大できるとしている。

今後は、ASEAN域内に留まらずASEAN域外においても事業の拡大を推し進めるとともに、このような非連続的な成長を果たすべく、あらゆる機会を捉えていく考え。

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