主にインターネット広告事業を手がけるセプテーニグループの持株会社であるセプテーニ・ホールディングス(以下「セプテーニHD」)【4293】は、海外子会社であるシンガポールのSepteni Asia Pacific Pte. Ltd.を通じて、東南アジア地域でインターネット広告代理事業を手がけるLion Digital Global LTD(以下「Lion」)の株式を取得し子会社化すると発表した。なお、取得価額は約1400百万円(13825千米ドル)。
セプテーニグループの主力事業であるネットマーケティング事業においては、2012年以降積極的な海外展開を進め、2015年9月期におけるグローバル分野の取扱高は約93億円、海外拠点数は現時点で8拠点を数えるまでに拡大。
一方Lionは、マレーシア、インドネシア、シンガポール、香港の4地域に拠点を構えて、インターネット広告代理事業を展開、2012年の設立後から現在に至るまで高い成長を維持し続けている。東南アジア領域におけるデジタルエージェンシーとしてはトップクラスのシェアを誇り、同領域において高い競争力とプレゼンスを有する。
また、Lionは、セプテーニグループの注力分野でもあるスマートフォン広告やソーシャルメディア広告に強みを持ち、今後セプテーニグループとの連携を図ることで、さらなる市場の成長が見込まれる東南アジア地域における事業強化を図ると共に、グローバル分野における業容拡大を目指すもの。