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AOL、三井物産からAOLプラットフォームズ・ ジャパンの株式譲渡を受け完全子会社化

米国の通信会社大手、Verizonの子会社であるAOL Advertising Inc.は、AOLプラットフォームズ・ジャパンについて、事業パートナーである三井物産【8031】が保有する全株式を譲り受け、完全子会社とすることについて三井物産と合意したと発表した。

株式譲渡期限は本年10月24日であり、取引完了後、AOLプラットフォームズ・ジャパンのビジネスオペレーションについては、AOLのグローバルオペレーションに連携して組み込まれる方針。

AOLプラットフォームズ・ジャパンは、各種プログラマティック広告のソリューションプラットフォームである“ONE by AOL”を通じて、広告主ならびに媒体社に対して、シンプルかつオープンな形で高機能の広告配信テクノロジーサービスを総合的に提供している。広告主に対するソリューションの一例としては、業界をリードするディスプレイDSPならびにビデオDSPを、それらに付帯する高度なオーディエンスマネジメントシステムやクリエイティブの最適化ソリューションと共に提供しており、また媒体社に対しては様々なフォーマットやデバイスをカバーし収益獲得の最大化に寄与している。

今回の譲渡によりAOLは日本のすべての事業を完全に統合し、AOLのコンテンツサービスとテクノロジーサービスが融合した新しいユーザー体験を、消費者、広告主ならびに媒体社に提供する。具体的には、受賞歴のあるコンテンツプラットフォームであるBe On, ビデオエクスチェンジのVidible, アトリビューション分析のConvertroといったAOLのサービスを、グローバルマーケット各国へのサービス展開と連携してシームレスに進めて行く考え。

本株式譲渡の完了を以て、AOLプラットフォームズ・ジャパンの現代表取締役社長である花崎茂晴氏を含む三井物産選任の取締役は退任し、新たな日本におけるマネージメント体制については確定次第、後日案内される。その他のAOLプラットフォームズ・ジャパンの従業員については、引き続き東京都港区のオフィスにおいて業務を継続される。

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