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電通国際情報サービス、XSHELLと資本・業務提携 IoT事業強化へ

電通【4324】グループのシステムインテグレーターである電通国際情報サービス(以下「ISID」)は、製造業や社会インフラ領域におけるIoT事業強化のため、IoTゲートウェイサービス事業を展開するXSHELLと資本・業務提携したと発表した。ISIDが、XSHELLの実施する第三者割当増資を引受ける形で出資する。

XSHELLは、今後急速な市場拡大が見込まれるIoTゲートウェイ分野において、革新的技術を有するベンチャー企業である。IoT機器に搭載される組み込みソフトウェアに加え、ネットワークやクラウドに関する高度なスキルとノウハウを有しており、その技術力をベースに、IoTゲートウェイの開発に必要な各種機能をあらかじめ備えたプラットフォーム・サービスである「isaax(アイザックス)」を開発・提供している。isaaxの活用により、煩雑な開発作業をわずか数ステップで実行でき、導入コストや期間の削減が可能となる。また、同時に複数台のデバイスをクラウドから一元的に管理する機能を備えており、デバイスの状態管理やプログラムのアップデートを一括して行うことができるため、IoT機器の保守、運用性向上が期待できる。

ISIDは、IoT関連事業を中期経営計画における戦略領域と位置付け、特に製造業向け事業領域を中心に、ソリューションの拡充を図ってきたが、今回の提携を通じて、ISIDの持つソリューションや知見とXSHELLの技術・サービスを組み合わせることにより、IoTの利活用が進みつつある製造業や社会インフラ領域において、業務用車両の走行管理やオフィスビル設備のセンシング・最適化等をはじめとする新しい仕組みやサービスの実現を支援するもの。また同時に、出資を通じてXSHELLとの協力関係をより強固なものとすることで、IoT領域のソリューション強化を加速させるとともに、XSHELLのさらなる成長を支援したい考え。

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