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日本貨物鉄道、グループ再編 外部収入の拡大と経営基盤の強化へ

鉄道による輸送を手掛ける日本貨物鉄道(以下「JR貨物」)は、北海道ジェイアール物流を存続会社、ジェイアール貨物・北海道ロジスティクスを消滅会社とする吸収合併、ジェイアール貨物・北関東ロジスティクスを存続会社、宇都宮ターミナル運輸を消滅会社とする吸収合併を、それぞれ行うと発表した。

JR貨物グループは、外部収入の拡大と経営基盤の強化を図り、総合物流事業体制を構築するため、グループ会社の再編に取り組んでいるところである。

北海道ジェイアール物流とジェイアール貨物・北海道ロジスティクスは、ともに北海道内でトラック事業、利用運送事業および鉄道業務受託事業を展開している。合併による規模の拡大により、営業体制を拡充させるとともに、効率的な設備投資等をおこなうことで、グループ外からの収入拡大を図るもの。

また、ジェイアール貨物・北関東ロジスティクスは、主に東京北部・埼玉・群馬地域で、宇都宮ターミナル運輸は栃木(宇都宮)地域で、ともに鉄道業務受託事業を展開。合併による規模の拡大により、社員の採用・教育体制を整備し、鉄道業務を安定的・継続的に運営できる体制を構築するもの。

JR貨物は、これらのグループ再編を通じて、JR貨物鉄道事業の収益拡大と安定的業務運営体制の整備を図る考え。

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