総合印刷大手の大日本印刷(以下「DNP」)【7912】は、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を運営するフューチャーリンクネットワーク(以下「FLN」)と、地域情報ポータルサイトと地域通貨ポイントを活用した地域創生事業への本格参入に向けた協業を強化するため、資本業務提携契約を締結したと発表した。
FLNが運営する「まいぷれ」は、あらゆる種類の地域情報を一元的に集約して多元的に発信するプラットフォームである。
政府は「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を制定し、地域の稼ぐ力や価値を高めるまちづくりの支援に取り組んでいる。こうした動きも受けてDNPは、FLNとの協業を強化し、自治体、地域に密着した企業、商店街が三位一体となって地域の経済発展を支援するサービスを2016年7月より提供している。
今後は、DNPが開発した地域通貨ポイント向け流通プラットフォームと、FLNの地域情報ポータルサイトを活用し、地元の運営パートナー企業と連携、健康ヘルスケアや観光、ボランティアなどの分野で、地域の活性化を支援する事業を展開していく。また、各地域内の生活者に地域情報を確実に届け、官民協働で地域通貨ポイントの利用を促していくことで、産業や商店街の活性化や、コミュニティ内のコミュニケーションやボランティアなどの市民活動の支援につなげたい考え。