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ゴルフ場経営の吉田ゴルフ開発、民事再生法の適用を申請

吉田ゴルフ開発は、8月29日東京地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は、加々美博久弁護士(加々美法律事務所)ほか3名。監督委員には、竹村葉子弁護士(三宅・今井・池田法律事務所)が選任された。

吉田ゴルフ開発は、平成元年設立のゴルフ場経営会社で、「ゴールデンパームカントリークラブ」(18ホール)を運営し、平成17年3月期には6億689万円の売上高を計上していた。

しかし、その後はゴルフ人口の減少や市況低迷、同業他社との競争などから売上高は伸び悩み、27年3月期の売上高は3億7996万円に落ち込んでいた。この間、赤字を計上し債務超過に陥り、ここ数年も採算性は低く資金繰りは厳しい状況となっていた。

そうした中、預託金の償還にも支障をきたし、今回の措置となった。

帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債総額は約166億8700万円(うち預託金約54億円)。

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