金融持株会社の東京TYフィナンシャルグループ【7173】は、横浜銀行、三井住友信託銀行、京都銀行及び群馬銀行との間で、横浜銀行と三井住友信託銀行が共同で設立した資産運用会社「スカイオーシャン・アセットマネジメント」への東京TYフィナンシャルグループの出資を含めた業務提携契約を締結したと発表した。
横浜銀行と三井住友信託銀行は、顧客の資産形成を支援する活動をより一層強化するため、中長期かつ安定的な資産運用に資する投資商品を設定・運用する資産運用会社「スカイオーシャ ン・アセットマネジメント」を平成26年11月に設立した。さらに、資産運用事業を強化し、付加価値の高い商品・サービスを幅広い顧客に提供するため、業務提携先の拡大を検討してきており、平成28年7月には京都銀行と群馬銀行との間で業務提携契約を締結している。
東京TYフィナンシャルグループは、資産運用業務におけるコンサルティング営業力の強化に向けて、顧客ニーズに合った商品提案力の向上を図るため、業務提携を含めた強化策を検討してきた。平成28年6月には、首都圏の顧客の多様なニーズに応える高度な金融サービスの提供を行い、経営基盤の一層の拡充と収益力の強化を図るために、三井住友信託銀行との間で業務・資本提携契約を締結している。
そのような中、今回各社のニーズが合致し、付加価値の高い商品・サービスの提供によって、顧客へのサービス向上が期待できると判断したことから、本業務提携契約の締結に至ったもの。