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東芝、業務用カメラ事業を吸収分割により東芝メディカルシステムズへ承継

大手総合電機メーカーの東芝【6502】は、医療機器向けを含む業務用カメラ事業を、医療機器や病院情報システムの製造を手掛ける東芝メディカルシステムズ(以下「TMSC」)に、吸収分割による承継させると発表した。なお、東芝はTMSCから、この吸収分割の対価として12703百万円の交付を受ける予定。

TMSCは、元は東芝傘下であったが、平成28年3月にキヤノン【7751】へのTMSCの全株式の譲渡が決定し、東芝の子会社ではなくなっている。

今回、その売却の一環として、医療機器向けを含む業務用カメラ事業をTMSCに吸収分割に承継させることとし、製造設備の移設スケジュール等を勘案し、本年10月1日を効力発生日とするもの。

これによりTMSCは、東芝の当該事業におけるカメラ映像処理技術等と、TMSCにおける画像診断事業との融合により事業領域を拡大させ、もって新規事業領域の開拓やコンポーネント事業の強化を図る考え。

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