ねじからねじ締め機、計測・検査装置まで工業用ファスナーを製造販売する日東精工【5957】は、六角ボルト・長ネジなど締結部品の製造を手掛ける協栄製作所の株式を取得し、子会社化すると発表した。
協栄製作所は、ボルト・ナット、各種ファスナー、パーツ製造・販売を手掛けており、住宅、建築土木、造船、建機・農機等幅広い業界での優良企業との取引実績により、安定した顧客基盤を有している。
同社は、日東精工のファスナー事業とは領域の異なる製造品目が主力であることから、お互いの販路活用によるターゲット市場の拡大、生産能力の相互補完による幅広い製品の供給体制の構築等さまざまな事業シナジー効果を発揮することにより、日東精工グループの事業領域の拡大と企業価値向上に貢献すると判断、今回、子会社化するもの。