メーカー製品開発や製造等の工程に特化して派遣事業、請負・委託・受託事業を展開するトラスト・テック【2154】は、中国山東省の威海市聯橋国際合作集団有限公司(以下「聯橋集団」)との間で、合弁会社「山東省聯信智達人力資源有限公司」を設立すると発表した。
トラスト・テックは、人材派遣市場が確立した欧米でも事業基盤を確立する一方、将来の市場形成が期待できるアジア各国では、事業の萌芽を育成する方針を中期成長戦略としている。
中国では人材派遣法の改正をはじめとする法整備や規制緩和が進められており、今後人材派遣市場の大きな成長が期待される事から、本年5月より聯橋集団とトラスト・テックグループの中国における人材サービスの可能性を検討てきた結果、聯橋集団とトラスト・テックで合弁会社を設立し、中国での人材サービスを開始するもの。
聯橋集団は、山東省を中心に人材サービス業、工事請負業、貿易業などを展開する複合企業である。
今回設立する合弁会社では、聯橋集団が持つ取引先ネットワークと人材採用力に、トラスト・テックグループの有する人材派遣及び請負事業の運営ノウハウをあわせる事で、質の高いサービスの提供を目指す考え。