省エネ管理や電源開発などを手掛けるエナリス【6079】は、総合通信大手のKDDI【9433】と、資本提携を伴う業務提携を行うと発表した。
エナリスグループでは、新電力(PPS)向け業務代行及び需要家向けエネルギーマネジメントサービスからなる「エネルギーマネジメント事業」と、電源開発、電力卸取引を主たるサービスとする「パワーマーケティング事業」を行っている。
今回の業務提携において、エナリスの持つ電力の需給管理オペレーションのノウハウや電気の安定供給体制に、KDDIの持つ顧客基盤、販売チャネル等のリソース、ノウハウを融合し、エネルギーと情報が融合したサービスの企画・運営を共同で行うことにより、KDDIの電力事業の拡大とエナリスのエネルギーマネジメント事業における業務代行サービスやパワーマーケティング事業における電力卸取引サービスの一層の成長を図るもの。