映画配給会社のギャガは、2016年7月29日付で、ハウステンボスおよびクリーク・アンド・リバー【4763】を引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。
ギャガは、映画配給事業を主軸に据えた経営を志向してきたが、創業30周年を迎え、総合エンタテインメント企業に転換することを目指し、ビジネスモデルの再構築と事業領域の拡大に取り組んでいる。
その前提として経営基盤を強化することが最重要課題であり、今回、長期に亘り持続的な関係を構築できる事業パートナーとして、映画との親和性が高いテーマパーク関連事業を展開するハウステンボス及びエージェンシー、プロデュース、ライツマネジメントの3つの事業を柱に、映画、TV、VR、映像、ゲーム、Web、広告・出版など、様々なコンテンツの企画・開発・制作を手掛けるクリーク・アンド・リバーに対し、第三者割当を実施するもの。
ギャガは、これまで30年に亘り築き上げてきた国内外におけるブランド力とその強固なネットワークを活かし、両社とのシナジー効果を最大限に高め、総合エンタテインメント企業として国内海外を問わず多角的に事業を推進する考え。