薄型パネル用ガラス大手の日本電気硝子【5214】は、英国の子会社「Electric Glass Fiber UK, Ltd.(以下「EGF」)」の増資について決議したと発表した。
日本電気硝子は、塗料、コーティング剤、ガラス等の製造販売を行う米国PPG Industries, Inc.(以下「PPG」)との間で、同社の欧州ガラス繊維事業を取得することに関する覚書を2016年6月に締結。
現在、対象事業取得に係る一連の手続きを進めているが、今回、対象事業の1つである英国工場(PPG Industries (UK) Limited が保有)のガラス繊維事業に係る資産を取得するために設立したEGFについて増資を行うもの。
この増資により、EGFについては、資本金の額が日本電気硝子の資本金の額の100分の10以上に相当し、日本電気硝子の特定子会社に該当することとなる。