事業持株会社のマツモトキヨシホールディングス(以下「マツモトキヨシHD」)【3088】は、平成28年10月1日を効力発生日として、グループ再編を行うと発表した。
グループ再編の内容は、①マツモトキヨシHD100%子会社である杉浦薬品を消滅会社、マツモトキヨシHD100%子会社であるマツモトキヨシを存続会社とする吸収合併、②マツモトキヨシHD100%子会社であるトウブドラッグのドラッグストア事業をマツモトキヨシへ吸収分割により承継、③分割後のトウブドラッグを消滅会社、マツモトキヨシHD100%子会社であるマツモトキヨシファーマシーズを存続会社とする吸収合併、となる。
マツモトキヨシHDグループは、経営の基本方針として『美と健康の分野になくてはならない企業グループ』を目指し、中期的な経営戦略の一つとして「安定した収益基盤の確立・維持」に取 り組むとともに、全国を7つのエリアに区分したドミナント化を推進することで、グループ経営の効率化を図っている。その一環として、運営コストの効率化、地域・顧客ニーズに合わせた品揃えなど、各種施策を効率的に展開することで、同一エリア内並びに各県内で地域に密着した対応を強化し、更なるシェア拡大を実現していくことを目的として、2つのエリア(東海・北陸エ リア、関東エリア)において100%子会社間での吸収合併及び吸収分割を実施する。
また、重点戦略として、需要創造に向けた新業態モデルを構築すべく、「調剤事業の強化、 拡大」に取り組んでおり、調剤事業の業務効率改善等により更なる収益力の向上を図り、地域包括ケアシステムの一員として貢献できるよう、調剤機能の運営コストの効率化、機能強化を目的として、同一エリア内で調剤専門機能を有する100%子会社間での吸収合併を実施するもの。