物流会社の丸和運輸機関【9090】は、中国における低温食品物流事業に参入するため、平成28年7月11日に煙台振華集団との間で合弁会社を設立することについての基本合意書を締結したと発表した。
丸和運輸機関は、中国における低温食品物流事業を展開すべく、昨年より現地での調査・交渉を続けてきたが、今回、煙台振華集団との合弁会社を設立することについて合意したもの。
煙台振華集団は、総合百貨店企業を中心とした総合小売グループで、山東省煙台市の小売業における最大手グループとして大きな知名度と影響力を持つ企業集団であり、本合弁会社においては、中国国内の小売業向けコールドチェーン物流を主要事業とし、高品 質・ローコストの物流サービスを提供できる最先端の総合物流センター及び輸配送の仕組みを構築し、中国におけるコールドチェーン物流のモデルケースとしてのポジショニングを狙っていく考え。
なお、本合弁会社に対する出資は、丸和運輸機関及び煙台振華集団のグループ企業である煙台振華量販超市有限公司との間で行われる予定。