大阪ガス(株)【9532】および中部電力(株)【9502】は、米国テキサス州のフリーポートLNGプロジェクトにおける液化事業に出資参画することを発表した。フリーポート社(本社:米国テキサス州ヒューストン)は、同社が保有・運営するフリーポートLNG受入基地において、液化設備を3系列(1系列あたり年間約440万トンの液化設備容量)建設することを計画しており、そのうち第1・第2系列については、米国連邦エネルギー規制委員会からの建設許可の取得等を経て、2014年下半期の最終投資決定および着工を目指している。大阪ガスおよび中部電力は、両社が液化加工契約を締結している第1系列の建設主体であるフリーポート子会社(以下、「第1系列液化会社」)の持分を同系列の最終投資決定を経てそれぞれ25%ずつ取得し、建設期間(約4年間)を通して各社約6億米ドル(約600億円)を出資する予定。なお、大阪ガスおよび中部電力は、出資に際して、独立行政法人日本貿易保険と海外投資保険の活用について協議を進めております。また、融資に関しては、日本の国公的機関の支援活用も含め、協議を行っているとのこと。今回の出資により、大阪ガスおよび中部電力は、プロジェクトの建設・操業に直接参画し、プロジェクトを確実に立ち上げるとともに、LNGビジネスの拡大を図る。■中部電力(株)・プレスリリース・会社情報・現在の株価(Yahoo!ファイナンス)■大阪ガス・会社情報・現在の株価(Yahoo!ファイナンス)