長野県のエネルギー総合商社であるサンリン【7486】は、子会社であるサンリン松本エネルギーの全事業をサンリンに譲渡及び解散すること、また、同じく子会社の富山サンリンをサンリンに吸収合併することを発表した。これにより、両子会社は解散となり、サンリンに統合される。
サンリングループでは現在、親会社であるサンリンが、東燃ゼネラルグループの「ゼネラル」及び「エッソ」ブランドの給油所を運営し、子会社であるサンリン松本エネルギー及び富山サンリンが、JXエネルギーの「エネオス」ブランドの給油所を運営している。
エネルギー業界においては、元売り等の再編が急速に加速。東燃ゼネラルグループとJXエネルギーが、平成29年4月を目途に経営統合されることが発表された。
サンリングループとして、従来異なるブランドであることから、それぞれの会社において仕入及び販売業務を行ってきたが、元売り両社が統合することにより、サンリングループも事務の合理化を図れることとなり、コストの低減及び管理業務の簡素化のため、グループ内の組織再編を実施するもの。